新鮮、美味しい、安い、
香川の食

温暖な気候で海にも面していることから、山の幸、海の幸どちらも豊富なのが特徴。豊かな食文化を体感できます。

  • エンゲル係数が日本一低い!

    県民のソウルフード、うどんが低価格で食べられるうえに、地元のスーパーでは新鮮な食材を手頃な価格で購入できます。食費を抑えながら豊かな食生活を送れるのも魅力のひとつ!

  • 飲食店数全国11位、大型小売店数5位※

    スーパーなどの大型小売店が多く、食料品選びに困りません。また、飲食店も豊富なので、家ご飯が面倒なときの強い味方に。料理や食べることが好きな人にとってはもってこいの環境です。

    ※「100の指標からみた香川(平成31年版)」より ※人口当たり

  • 瀬戸内海あってこそ! 海の幸がいっぱい

    瀬戸内海に面している香川は、イリコやタコ、エビなどの漁業が盛んなだけでなく、ハマチやカキなどの養殖も活発。新鮮な魚介類が日常的に食べられます。

  • 温暖な気候で、野菜や果物もぐんぐん育つ!

    香川の温暖な気候を生かし、いちご、アスパラガスなどのさまざまな野菜や果物を栽培。また、雨が少ない小豆島ではオリーブ栽培も行われているため、オリーブオイルなどの加工品もたくさんあります。

  • お肉も美味。骨付鳥、オリーブ牛を堪能

    野菜・果物、魚だけじゃない! オリーブ牛、オリーブ夢豚、オリーブ地鶏などの畜産も盛ん。とくに、香ばしく焼き上げた骨付鳥は地元の人からも根強い人気を誇ります。

やっぱりうどんは外せない!

香川県とは切っても切り離せない「讃岐うどん」。なかには、毎日食べるという県民も。多彩なメニューのなかから、自分だけのお気に入りを見つけてみましょう。

  • 一番ベーシックな味わい「かけうどん」

    ゆであがった麺を冷水で締め、再び温め直してから「だし」をかけて食べるシンプルな味わいのうどん。いりこ風味やかつお風味など、お店によってだしが異なります。ネギや天かすなどがのっている場合が多いです。

  • ツルッとした喉越し「ざるうどん」

    讃岐うどんならではの強いコシや、ツルっとした食感を堪能できる「ざるうどん」。ゆでた麺を冷水で締め、ざるなどの器に盛って提供されます。薬味はショウガ、ネギ、ゴマが出されることが多いです。

  • ふんわり食感の「釜揚げうどん」

    ゆであがった麺とそのゆで汁を器に盛りつけた一品。水で締めないため、ふんわりとした食感が楽しめます。ゆでたうどんを水洗いし、再びお湯に入れ、だしにつけて食べる「湯だめうどん」もあります。

  • かき混ぜて食べる!「ぶっかけうどん」

    ゆであがった麺を冷水で締め、濃い目のつけだしを「ぶっかけ」て食べます。ネギや大根おろしなどがトッピングされていて、具と一緒にかき混ぜて食べるのが定番。温め直した麺にだしをかける「温かいぶっかけ」もあります。

  • 醤油の香り際立つ「しょうゆうどん」

    水で締めた麺にしょうゆをかけていただくうどん。讃岐うどんならではの強いコシと、もちもち感が楽しめます。香川で丁寧につくられた醤油にショウガとネギが絡んだ味わいは、ほかにない美味しさです。

  • アツアツ「釜玉うどん」

    器に卵を割り入れ、ゆであがった麺に醤油をかけていただきます。箸で混ぜれば熱々の麺に卵が絡み、コクが生まれます。じつは「釜玉」が香川のうどん店メニューに加わったのは平成からと、まだ歴史が浅いのです。

香川のうどん店スタイルを
マスター!

香川のうどん店には、そのお店ならではのスタイルやルールがあります。知っておいて損はなし。

  • 自分好みの味に調整「セルフ店タイプ」

    お店に入ったら注文カウンターでメニューを注文。店員が丼にうどんを入れて渡してくれます。受け取ったあとはお好みで天ぷらなどのサイドメニューをチョイス。食べ終わったら器を返却口まで運びましょう。

  • うどん本来の味を堪能「製麺所タイプ」

    麺の卸しを本業とする製麺所の一角でうどんを提供しているタイプ。客席数の少ないところも多く、長い行列ができることも。また、お店によって注文の方法が違うので、事前にリサーチしておくと良いでしょう。

  • 座席で注文「一般店タイプ」

    メニューを見て注文し、店員がうどんを運んできてくれるレストランタイプのお店。おでんやおにぎりなどはセルフサービスなことが多いため、うどんを待っているあいだに取りに行きましょう。

うどん豆知識

香川のうどん店は「麺が無くなれば終了」として15時頃閉店するお店も多い。そのため、お昼どきに行くのがおすすめ。

香川の「美味いもん」は
ここで!

新鮮で美味しい、香川ならではの食材が購入できるスポットやお店を厳選してご紹介します。

  • さぬきマルシェin サンポート

    電話番号 087-813-1001
    (主催:NPO法人アーキペラゴ)
    開催地 サンポート高松シンボルタワー西側通路
    開催日時 毎月第1日曜日 10:00〜15:00
    ※荒天の場合は第2日曜日に開催

    毎月第1日曜日にサンポート高松で開催される、欧風産直市。香川の旬の野菜や果物のほか、加工食品や県産食材を使用した美味しい料理などを、作り手が対面販売。それぞれの魅力を知ることができる。

  • 駅近「さかいで楽市楽座」

    電話番号 0877-46-2701(坂出商工会議所青年部楽市楽座実行委員会)
    開催地 香川県坂出市元町1 JR坂出駅周辺
    開催日時 毎月第3日曜、9:00~14:00

    坂出市を中心に香川県全域の美味しいグルメが並ぶ。そのほかに、パン、スイーツ、手づくり雑貨や家具、マッサージなど、オリジナリティー溢れるラインナップを展開。音楽ライブなど、毎回イベントも開催される。

  • 活き活き日曜市

    電話番号 087-871-4131(庵治漁業協同組合)
    開催地 香川県高松市庵治町6393-9
    開催日時 毎週日曜、8:00~9:00(無くなり次第終了)

    活魚と鮮魚が購入できる市場。惣菜の種類も豊富で、特に人気なのは季節の魚を使った揚げたての天ぷらやタコ飯。営業時間が短く混雑するので、早めに行くのがおすすめ。

  • JA香川県 ファーマーズマーケット 讃さん広場

    電話番号 0877-35-8333
    所在地 香川県丸亀市飯山町西坂元655-1
    開館時間 9:00~18:00
    休館日 水曜

    野菜や果物、惣菜、生花、加工品、卵、精肉、精米に加え鮮魚もそろう、大型農産物直売所。試食コーナーでは、日替わりで数種類の野菜や果物を試食できる。

移住者インタビュー

自然豊かな土地で、
ヤギと野菜を育てたかった

斎藤 博史さん・優子さん

神奈川県より二〇一六年に移住。中古住宅を購入し、自らリノベーションしながら暮らしている。野菜を育てたりヤギを飼ったりなど、田舎暮らしを満喫中。カフェの開店に向けて、自ら育てた作物を使ったメニューを考案している。

近所のスーパーからも、
香川の「食」が豊かなことを実感します

 私(夫・博史)は横浜市出身で、仕事の関係で神奈川県内で引っ越し、伊勢原市に住んでいました。不便なことはありませんでしたが、便利すぎる暮らしに対し、次第に疑問を持つようになって。多少不便になっても良いから、「小さく命が循環する」暮らしをしたいと思うようになりました。自分たちでつくった食材や、地元でつくられたものを食べて生きるという生活です。
 また、自然豊かな土地でヤギを飼うことにも憧れがありました。新婚旅行で行った離島で見た、のびのび暮らすヤギの姿が忘れられなかったんです。でも、ヤギを飼うには都心だと狭すぎるし、もっと広くて自然豊かな場所が必要。それで移住を決意し、空き家を見つけ、家族で香川・三木町での暮らしをスタートさせました。
 ご近所さんは農家の方も多いので、野菜のおすそ分けをよくいただきます。肉や魚はスーパーで購入していますが、鮮度がすごく良くて。特に魚は、都心ではなかなか見かけない珍しいものも多い。普通のスーパーなのに、カワハギが丸ごと一匹で売られていたりするんですよ。刺身にして肝醤油で食べましたが、最高に美味しかったです。あとは、果物などもすごく安くてついつい買っちゃいます。お昼はやっぱりうどんをよく食べますね。
 この地元ならではのルールや伝統を知るうちに、地域に馴染んでいく感覚が嬉しいです。三年住んでみて、野菜づくりにも少しずつ挑戦しています。それらを使った料理を提供するカフェも、もうすぐオープン予定。念願のヤギも飼えましたし、少しずつですが、憧れていた暮らしができていることを実感しています。

近所のスーパーからも、
香川の「食」が豊かなことを実感します

 私(夫・博史)は横浜市出身で、仕事の関係で神奈川県内で引っ越し、伊勢原市に住んでいました。不便なことはありませんでしたが、便利すぎる暮らしに対し、次第に疑問を持つようになって。多少不便になっても良いから、「小さく命が循環する」暮らしをしたいと思うようになりました。自分たちでつくった食材や、地元でつくられたものを食べて生きるという生活です。

 また、自然豊かな土地でヤギを飼うことにも憧れがありました。新婚旅行で行った離島で見た、のびのび暮らすヤギの姿が忘れられなかったんです。でも、ヤギを飼うには都心だと狭すぎるし、もっと広くて自然豊かな場所が必要。それで移住を決意し、空き家を見つけ、家族で香川・三木町での暮らしをスタートさせました。
 ご近所さんは農家の方も多いので、野菜のおすそ分けをよくいただきます。肉や魚はスーパーで購入していますが、鮮度がすごく良くて。特に魚は、都心ではなかなか見かけない珍しいものも多い。普通のスーパーなのに、カワハギが丸ごと一匹で売られていたりするんですよ。刺身にして肝醤油で食べましたが、

最高に美味しかったです。あとは、果物などもすごく安くてついつい買っちゃいます。お昼はやっぱりうどんをよく食べますね。
 この地元ならではのルールや伝統を知るうちに、地域に馴染んでいく感覚が嬉しいです。三年住んでみて、野菜づくりにも少しずつ挑戦しています。それらを使った料理を提供するカフェも、もうすぐオープン予定。念願のヤギも飼えましたし、少しずつですが、憧れていた暮らしができていることを実感しています。

香川のグルメ参考情報

魅力いっぱいの香川グルメ。「もっとよく知りたい!」そんな人はパンフレットやウェブサイトをチェック!

ウェブサイト

  • うどん県旅ネット

    URL
    https://www.my-kagawa.jp

    情報盛りだくさんの県公式観光サイト。観光情報に加えて、香川ならではの食文化や県内のうどん店が選んだ100店を知ることができるほか、飲食店サーチもできる。

  • さぬきうまいもんサイト

    URL
    https://www.kensanpin.org/umaimon/

    官民一体となって香川の食をPRする「さぬきうまいもんプロジェクト」の公式サイト。県産食材を使用したさまざまな料理を提供する上質なレストランの紹介だけでなく、「さぬきマルシェinサンポート」「レストランメニューフェア」など、イベント情報も掲載。

  • 香川県のオリーブオイル生産者

    URL
    https://www.kensanpin.org/olive/

    世界が認めた香川県・小豆島のオリーブオイル。その生産者を紹介する情報サイト。オリーブ栽培の発祥秘話から現在の歩みも知ることができる。

  • LOVE さぬきさん

    URL
    https://www.kensanpin.org/

    香川の県産品を伝えるポータルサイト。野菜や果物、地魚やお肉などの県産食材や工芸品・地場産品を、写真や動画などで紹介。県のアンテナショップや県産品イベント情報など、多彩なコンテンツで香川の魅力を発信している。

パンフレット

  • さぬきうどん百店満点

    URL
    https://www.my-kagawa.jp/udon/list

    県内のうどん屋店主に「おすすめのうどん屋さん(自分のお店以外)」を聞いたアンケートをもとに選出された100店を掲載。マップつきなので、うどん店巡りには欠かせない一冊。本誌は県内の案内所や道の駅などで手に入れることができる。また、県公式観光サイト『うどん県旅ネット』からも閲覧可能。