かがわ暮らし体験者 体験談
edoshaさん
- 現在のお住まいと家族構成を教えてください。
- 最初に香川県のどんなところに惹かれましたか?
- どのようなスケジュールで「お試しかがわ暮らし」をする予定ですか?
- 興味のある市町、地域はどこですか?
- かがわ暮らしするにあたって一番気になることは何なんですか?
- 会社員の私(34才)とパートで働く妻(33才)、娘(2才)の3人で、静岡県で暮らしています。
- 妻がひどい花粉症のため、常々、「花粉の少ない地域で暮らしたい」と話していました。私がインターネットで調べたところ、全国的にスギ・ヒノキ花粉の少ない地域の上位に挙がっていたのが香川県。そんな私自身も、瀬戸内海の穏やかなイメージに惹かれていました。 また、1人だけですが知人が住んでいるので安心です。そこで、最初はその知人を頼りに今年の4月初旬に家族で香川県を訪れました。そこで感動したのが、まるで「日本昔ばなし」のようなおにぎり形の山が見える田園風景。この景色をすっかり気に入ってしまい、移住を本格的に検討することにしました。今回は、移住を検討するきっかけとなった妻の花粉症に焦点を当て、花粉が多い5月でも妻が穏やかに過ごせるかどうかを確かめたいと思います。
- 金~月曜までの4日間で、事前にピックアップしておいた地域を回ります。各地域で確かめたいことは、まずは花粉が多いかどうか、そして生活環境が整っていてある程度は便利かどうか。魚や野菜など地元の食材がそろうスーパーが近くにあるかどうかも大切です。もちろん、気に入った地域に住む家があるかどうかが大前提なので、空き家物件も見学する予定です。小さな子どもがのびのびと過ごせるように、住むならアパートよりも空き家がいいと思っています。空いた時間があれば、公園などで娘と一緒に遊びたいですね。
- 三木町、三豊市、琴平町~綾川町~丸亀市を回ります。どうしてこれらのエリアを選んだかというと、最初にお話した香川県ならではの田園風景が見られる地域だと思うからです。今のところは、高松市外で探していますが、高松市郊外にのどかな景色が広がるエリアがあればぜひ検討したいです。
- 保育園の空き状況が気になっています。インターネットで公開されている各地域の保育園一覧表を見ても、すぐに入園可能かどうかがわかりません。ですから、今回視察する地域は、待機児童がいないだろうと思われる、少し田舎のほうを選びました。通勤を想定したアクセスは、まずは優先順位の高い条件がクリアできてから考えたいと思います。
- 体験中具体的にどのようなことをしましたか?
- 一番印象に残った場所はどこですか?
- 一番おいしかった食べ物は何ですか?
- 一番住みたいと思った場所はどこですか?
- これから移住を検討している人にひとこと
- 体験では、気になっていた三木町、三豊市、そして丸亀市で以下のようなことをしました。
・三木町
空き家バンク見学、三木町役場で移住相談、子供の遊び場 (三木町総合運動公園、サンサン館みき) 訪問
・三豊市
先輩移住者と面談、たからだの里さいたで買い物
・丸亀市
スーパー (きむら、讃さん広場) で買い物、丸亀市役場で移住相談 、子供の遊び場 (飯山総合学習センター) 訪問
これ以外には、高松市でも子供の遊び場 (さぬきこどもの国、公渕森林公園、瓦町FLAG) を訪問しました。 それと、感覚的なことになってしまいますが、花粉症の症状が出るかを実証実験してみました。場所によっては出るところもありましたが、全体的には住んでいる地域よりも軽い症状で済んだ気がします。 - 市町村の単位でいえば、三木町です。まず何より役場の方がとても歓迎してくださり、移住者に対してすごく優しいという印象を持ちました。まんでがん子ども課の目の前には小さいながらもキッズスペースがあり、子育て中の方への配慮がしっかりなされていると感じました。三木町でもうひとつ印象に残っているのは、三木町総合公園で出会った子連れのお母さんです。この方は三木町にずっと住んでいらっしゃるとのことでしたが、三木町は本当に子育てしやすい!三木町リスペクトです!とおっしゃっていました。居住者がここまで誇りに思う自治体は今まで見たことがなく、素晴らしいところなんだと感じました。
- 一番を選ぶのはなかなか難しいですが… しいていうなら、お刺身です。特にタイとカンパチは絶品でした。スーパーでは香川県産の魚がたくさん並んでおり、新鮮な地元の魚をいただけるのは本当に良いですね。うどんを選べずすみません。(笑)
- 上記 で挙げた理由から、三木町です。
- 自治体の方にアプローチすることを、恐れずにどんどんやるべきということを言いたいです。
私の場合、移住を検討するにあたって、今まではインターネットや旅行ガイドなどを情報収集源にしていました。何よりお手軽なので。ただ、保育園の空き状況などの少し踏み込んだ情報を得たいとなると、インターネットでは探すのが難しくなることを実感していました。
今回の移住体験ツアーでは、最初にコーディネーターの方や役場の方との相談があり、その後実際に役場訪問をする場面があります。最初は正直いって、ちょっと面倒かなと感じていました。自分の持っている「役場」のイメージは、お固い、融通のきかないものだったので。でもそれは間違いでした。こちらの相談に親身になってくださり、上記のような踏み込んだ情報に対して、いろいろな手を尽くして教えてくれました。また、この交流により移住への期待が高まり、不安が少なくなりました。 これから移住を検討される方には、ぜひ積極的に自治体と交流を!とお伝えしたいです。