日本一小さな香川県ですが、県庁所在地の高松市には国の出先機関や企業の支店が多く、拠点都市となっています。また大型小売店や飲食店の数、都市公園等の面積の広さ、道路の密度は全国有数で、コンパクトな街の中に快適に暮らせる環境が整っています。交通アクセスも良く、本州とは瀬戸大橋で結ばれ、鉄道・高速バスで気軽に行き来できる上、高松空港からは羽田線・成田線のほか、国際線も就航しています。また、「世界の宝石」とも称される美しい瀬戸内海は、3年に1度のアートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」の舞台でもあり、通勤や通学の途中など、何気ない日常の中に美しい自然景観と芸術作品が溶け込んでいます。

POINT

車で走っても高速道路を使えば１時間ほどで横断できるので買い物や通勤、通学にも便利!

香川県は、1年を通して日照時間が長く降水量が少ない、瀬戸内特有の温暖な気候です。他県に比べて自然災害被害額が少なく、暮らしの安心感が移住理由の上位にも挙がるほど。海や山が近い自然の豊かさと、都会的な便利さが共存する香川県は、県内のおよそ半分を讃岐平野が占めています。そのため移動の手段として自転車を活用する県民も多く、市街地や県内主要駅の各所にレンタサイクルポートなども整備されています。さらに温暖で穏やかな瀬戸内海に浮かぶ島々への移動には、高速艇やフェリー、海上タクシーなどが生活の足として確保されています。

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高松港から小豆島各港への1日の便数は、土庄港行15便、池田港行11便。1時間ほどで小豆島へ行くことができます。女木島と男木島へは連絡船「めおん」が毎日6便航行しています。

うどんが有名な香川県ですが、瀬戸内の漁場や農産地が近いため、近所のスーパーなどでは自然の恵みを受けた新鮮な野菜や魚介類なども豊富に並びます。さらに県内各地にはたくさんの産直市もあり、生産者の顔が見える安心感のもと、旬の食材が手ごろな値段で手に入る環境です。また1世帯当たりの預貯金残高は全国屈指。持ち家比率が高く、世帯員1人当たりの居住室面積も広いなど、のびのびと過ごせる住環境が得られます。空き家バンクには一軒家の賃貸も多く掲載されていて、紹介サポートも充実しています。

POINT

日照時間が長いことから、柑橘類をはじめフルーツの栽培が盛ん。シーズンになると、イチゴ狩りなどさまざまな果物の収穫体験を行うことができます。

香川県には子育て支援拠点が多いほか、思い切り遊べる広い公園や児童向け施設も多く、子どもを産み育てやすい環境が整っていることも特徴。子どもの医療費無料化や保育料の減免など各市町でさまざまなニーズに対応した子育て支援サービスがあります。また、医療や福祉も充実しており、人口当たりの医師数や看護師数、救急病院数は全国上位。ICTを活用した遠隔医療ネットワークの整備も進むなど、地方でも高水準の医療が受けられるため、長く安心して暮らすことができます。

有効求人倍率が全国上位の香川県。移住を考える人のための就職サポートも充実していて、仕事が見つけやすく、活躍できる場がたくさんあります。また、テレワークのためのコワーキングスペースが整備され、サテライトオフィス開設の支援制度もあるなど、転職をしなくてもこれから先の時代を見据えた最適な環境で働くことが可能です。さらに通勤時間も片道平均約30分と短く、ゆとりある暮らしも手に入れることができます。

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アクリル素材を使った製品の製造・加工で高い技術力を誇る企業が三木町にあります。世界各国の水族館の水槽にも使われ、いくつものギネス記録に認定されています。

POINT

東かがわ市周辺では明治時代に手袋製造が始まり、発展し続けてきました。トップアスリートが愛用するグローブも多く製造されています。